田中 仁 教授 Hitoshi Tanaka
フィールドワーク研究室

教員プロフィール

1957年青森市生まれ。大阪蕓術大學寫真學科卒業。京都造形蕓術大學大學院蕓術研究科修士課程修了。京都造形蕓術大學専任講師、準教授を経て、2015年本學に著任。 寫真制作、寫真家研究、寫真教育を専攻分野とする。主な個展:「JL777/JL778」「Weather」「WaterII」等。主な著書:「寫真集/雲母へ。」「寫真:技法と表現」(共著)「現代寫真のリアリティ」(共著)。日本映像學會會員、日本寫真協會會員、日本寫真蕓術學會理事/副會長。

8×10の大型カメラでフィルム撮影

今はデジタル全盛の時代。デジカメ、スマートフォンの普及により、寫真は誰でも簡単に撮影できる時代になっています。しかし、若い學生の中には大量に撮影したデジタルデータの中から作品として発表する寫真を選べない人がいます。これは「何を撮りたいか」「何を目的にしているか」が不明確だからです。「寫真が寫ってしまっている」「カメラに撮らされている」と言ってもいいでしょう。この研究室では寫真の原點に立ち返り「何を撮るか」「どう撮るか」を身に著ける実習を行っています。具體的には3年次の前期は暗室実習を行い、3年次の後期と4年次は、8×10や4×5の大型カメラを持って撮影現場に行き、フィルムで撮影を行います。大型カメラは操作が難しく、フィルムは値段が高いので、一人が一日に撮影できるのは1枚か2枚です。その1枚のために遠くまで出かけて行き、魂をこめた撮影を行うのです。

「考える」こと「感じる」こと

學生たちにはいつも「被寫體の聲を聞け」と言っています。どんな撮影現場でも被寫體は必ず「聲」を発しています。その聲を聞き取ることが大切なのです。それは「考える」とともに、直感で「感じる」こと。フィールドに立ち、被寫體の聲を聞き取ってフィルムに収める。こうした経験は寫真で生きていく人間には必ず必要になっていきます。オーソドックスな授業スタイルを貫いていますが、その成果もあってゼミを開設してから就職率は常に100%です。そして、この研究室では海外からの留學生が多いのも特徴です。海外の寫真を教えている學校では、すべての実習をデジタルに切り替え、フィルム寫真の教育を行っていないのが現狀です。留學生たちは自國では學ぶことが出來ない大型カメラによるフィルムでの撮影に魅力を感じているようです。彼らは「自分が何を學ぶべきか」をよく理解していると思います。

寫真教育で100年の歴史を持つ東京工蕓大學だからこそ

よく保護者の方から「寫真を生涯の仕事にするのは難しいのでは?」と質問を受けることがありますが、そんなことはありません。どんなに時代が変わっても世の中は質の高い寫真を必要としています。報道、コマーシャル、ブライダルなどの現場では常に優秀なカメラマンを求めています。寫真を専門に教える教育機関が少なくなった中で、大正12年に小西寫真専門學校として建學した本學は、100年に及ぶ長い寫真教育の歴史を持っています。寫真の業界では高い評価を得ているのが東京工蕓大學の寫真學科です。就職では學校指定で本學の學生を優先して採用しようとする企業が數多くあります。長い歴史の中で先輩方が築き上げてきた信頼によって現在の寫真學科があるのです。その信頼を未來につなげていくためにも優秀な寫真家を育てていきたいと思っています。

※所屬?職名等は取材時のものです。

寫真學科

実踐的な教育が寫真に関わる全ての仕事で通用する真のプロを育てる。

1923年創立の「小西寫真専門學校」をルーツとする本學科は、日本で最も長い歴史と伝統を誇る寫真教育機関です。90年以上の歴史の中で培われた教育ノウハウは、他校の追隨を許しません。寫真技術だけでなく蕓術分野の専門科目を學ぶことで総合力を習得。寫真に関わるあらゆる領域で活躍できる真のプロフェッショナルを育てます。

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